旅行の前に要チェック|東南アジアの配車サービス一覧
配車アプリは旅行前に必ずインストール
UberやGrab、Liftが有名なところですが、そうしたメジャープレイヤー以外に各国でいろんな配車サービスが存在します。
アジアではほとんどUberが使えないので、注意が必要です。2019年8月現在、UberのサイトによるとアジアでUberが使えるのは、
日本(一部)、韓国(ごく一部)、台湾、インド、カンボジア、スリランカ
になります。
市場拡大しているので、増えているのでしょうが、そのうち買収や提携などで寡占化しそうですね。旅行にいかれる方は、現地にあったアプリを事前にインストール&クレジットカード設定しておくのがおすすめです。
ベトナム
Grab、Go-Viet、ABER、FastGo、その他にもTaxi Groupといったレガシーなタクシー会社も配車アプリを提供してます。
Go-Viet
2018年10月にインドネシアのGo-Jekが、現地パートナーと提携して参入したサービスです。バイクタクシーになります。
FastGo
こちらは、タクシー(バイクではない)に特化した配車サービス。いまいちGrabとの差がわかりません。高級車の配車サービス、FastLuxというものもありますが、車の良し悪しよりもサイトがいけてなさすぎて凹みます。
ABER
Uber(ウーバー)が撤退したら、ABER(エーバー)が現れました笑。中身はUberと同じです。いまのところ、ホーチミンしか使えないです。
インドネシア
Go-JekとGrabの一騎打ちですが、インドネシア行くならGo-Jekをおすすめします。
GrabはインドネシアではPayment(Grab Pay)機能を提供できていません。OVOと提携してPayment領域に進出しています。一方、Go-Jekはインドネシア内資としての強みを活かし、自社でGo-Payを提供しています。これは、銀行口座を持たない人でも、コンビニなどでトップアップして使うことができる決済手段になります。
日本人には大きな差に見えませんが、インドネシアでは銀行機能が非常に劣悪なため、コンビニなどでトップアップできる機能は非常に重要です。Bloombergの記事によるとオンラインバンキングでの支払処理のうち、最大で70%が失敗してしまうため、信頼度が低いのです。
Go-Payで支払うとタクシー代が割引になりますので、一度使ってみてもいいかと思います。ペットボトルを持ち込むとGo-Payがもらえる、といったような社会貢献も活発です。
マレーシア
ここもGrabが圧倒してます。しかし、その他にも類似したサービスが始まっています。
MyCar
マレーシア発の配車サービスで、サイトによると月に100万乗車数、そして15%のマーケットシェアを獲得しているようです。基本はGrabと同じです。
JomRides
こちらもマレーシア発。Grabと類似ですが、正直UIがイケてないですね笑
Riding Pink
名前がすごいですよね。Grabと類似ですが、ドライバーが女性です。私のような不純なやつはワクワクしちゃいますが、「女性の収入機会を拡大する」「女性に安全な移動手段を提供する」という、非常にしっかりとしたビジョンをもった会社になります。ぜひ、女性には試してもらいたいサービスです。
この他、よりタクシーに近くて少しプレミアムなMULA、ドライバーに継続報酬を提供するdacsee、いまいち取り柄がわからないDiffrideなどのサービスが立ち上がっています。
タイ
ここも実質はGrab一択ですが、いくつか他の選択肢もあります。
GoBike
バイクタクシーに特化したサービスです。東南アジアの主要都市はみな同じですが、ジャカルタとバンコクは中でもひどいので、バイタクはいい足になります。GrabFoodのようなGo Martや、書類を届けてくれるGo Messangerなどを展開しています。
All Thai Taxi
タクシー会社ですね。でもユニークな特徴を持ってまして、
- 絶対に乗車拒否をしない
- 全車プリウス
- 24時間サービス
- 90キロ以上のスピードは出さない
最後の点いいですよね。スワンナプーム国際空港からバンコク市内に行こうとすると、かっ飛ばすGrabドライバーばかりで。気の弱い僕は、むだに飛ばされると、足が「エアブレーキ」を踏んだ状態になって、足がつかれるんですよ。
結論:東南アジアではGrabアプリを落としておけばこと足りる
次回は、東南アジアでおすすめするGrabの使い方を紹介したいと思います。Hasta Luego